この記事はGCP(Google Cloud Platform) Advent Calendar 202320日目の記事です。
私は12月1日に株式会社スリーシェイクに入社した、小渕と申します。
GCPは初心者ですが、スリーシェイクはGCPパートナー企業なので、しっかりキャッチアップして頑張ってまいります。
今回の記事は、AWSは触ったことあるけど、GCPは初めてという私がGCPの印象や、 AWSとGCPのマネージドサービスの対応などを、これから入門する方のためにも記しておきたいと思います。
印象
GCPを触ってみたり、ドキュメントを読んだり、Cloud Digital Leaderの試験勉強をしていく中で思ったことは、 SREの考え方がよく出てくるということです。
SRE(Site Reliability Engineering)はGoogle発祥ということもあり、Cloud Digital Leader模擬試験でもよく目にしました。
また、AWSに比べると、Kubernetesもよく目にします。
KubernetesはGoogle 内部で利用されているクラスタマネージャの Borg を元に 2014 年に開発されたこともあり、 Kubernetes使うならGCPが一番というイメージです。
それから、BigQueryは一般公開データセットもあり、GCPの強みというイメージです。
入門書
GCP入門のオススメ書籍として、社内ドキュメントに載っていた「図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」をKindle版で読んでいます。
技術書はKindleで読みにくいものもありますが、これは読みやすく、GCPの概要を掴めるかと思います。
AWSとの比較
無料利用枠
クラウドの使い始め、AWSは無料利用枠を超えると通常の課金が発生しますが、GCPは無料利用枠を超えるとサービスが使えなくなるため、課金される心配がありません。
これはAzureもGCPと同様です。
仮想マシン
AWSではEC2インスタンスを立てますが、GCPはCompute Engineという名前です。「インスタンス」という言葉もAWSと同様に使います。
ECSとCloud Run
AWS上でコンテナを稼働させるマネージドサービス「Amazon Elastic Container Service」(ECS)ですが、GCPではCloud Runになるでしょうか。
ECSのFargateがCloud Runに対応しているイメージです。
Cloud Runは早速業務で使用していますが、ECSよりも管理が楽だという印象を受けました。
サーバーレス
AWSでお馴染みLambdaですが、GCPではApp Engineでしょうか。
App Engineはスタンダード環境とフレキシブル環境があり、フレキシブル環境はSSH接続ができるとか!
また、App EngineはBlue-Greenデプロイメントに基づいて行われるのですね!
Anthos
GCPでAnthosというサービス名もよく目にしますが、オンプレやAWSやAzureなど他のパブリッククラウドと接続してマルチクラウドが実現できるんですね。
GKE(Google Kubernetes Engine)で統一したプラットフォームを構築するので、マルチクラウド、ハイブリッドクラウドが他のクラウドを拠点にするよりもやりやすいのではないでしょうか?
最後に
GCP初心者ですが、クラウド触るのは好きなので、習得していきたいと思います!
初心者の記事ですが、読んでいただきありがとうございました!