この記事はGCP(Google Cloud Platform) Advent Calendar 2024 1日目の記事です。
2024年はIT業界にとって、最も話題に上がったトピックは生成AIだったのではないでしょうか?
2023年までは生成AIと家は、ChatGPTでしたが、
2024年はGoogleがBardをリブランディングして、Gemini(ジェミニ)とし、しのぎを削っています。
私はGoogle Cloudのパートナー企業である株式会社スリーシェイク Sreake事業部にて、Geminiを用いた生成AIアプリケーション開発に携わっており、
Geminiのビジネス利用でのメリットを語りたいと思います。
Gemini-1.5-Proは最大200万トークンの読み込みが可能
Geminiの強みの中で、最も他の生成AIモデルと差別化できているのが、トークン数の長さです。
これにより、動画解析などへの利用もしやすくなりました。
Geminiはマルチモーダルなので、音声、画像、動画なども処理可能です。
量の目安としては以下になります。
- 書籍15〜20冊程度の分量
- 動画約2時間
- 音声約22時間
BigQueryで容易にデータ分析基盤を構築可能
他のクラウドには同様のサービスがなく、同じ機能を実現するためには複数のサービスを組み合わせる必要があります。
AzureやAWS、オンプレのデータはそのままで読み込みだけ行う機能もあります。今お使いのシステム構成はほぼ変えず、追加構築可能となります。
Geminiは他のモデルと比較してトークンあたりの利用料が安い
Google Cloud上で稼働させるのに最適化しているためです。
他社のクラウドで使える生成AIモデルは別会社のものなので、クラウドも生成AIもGoogleのGeminiによって、この点も強みです!
もしもGeminiの出力結果が著作権侵害で係争が発生してもGoogle Cloudがサポート
他クラウドにはないサービスです。こちらも、クラウドも生成AIも会社が揃っている強みと言えるでしょう。
真実性1位!
Gemini 1.5 ProがNIKKEI Digital Governanceが調査した真実性のスコアで1位となりました!
以下の記事は最初日経で見れていたと思うのですが、今はNIKKEI Digital Governanceに登録しないと見れないようです。 博識のGoogle、主観強いMeta 生成AIの「真実性」を検証
上記画像は下記記事から引用させていただきました。 note.com
2024年もあと少し。2025年もGeminiとともに生成AIを盛り上げていきたいと思います!
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