Google CloudでCloud VPNのログイベントを1年間など保存する場合、
Cloud Loggingでフィルタを設定し、保存したいログのエクスポート先としてCloud Storageバケットを設定します。
Cloud Loggingは、Google Cloudのログ管理サービスで、アプリケーションやサービスのログデータを一元的に管理し、分析することができるマネージドサービスです。
Cloud Loggingのコンソール画面
Cloud Logging の便利な機能
特定のログだけを抽出: 例えば、Cloud VPN というサービスのログだけを抜き出して詳しく調べることができます。まるで、図書館で特定のテーマの本だけを探すようなイメージです。
ログを安全に保管: 重要なログは、Cloud Storage という、とても安全な倉庫に保存できます。この倉庫は、地震が来ても壊れにくく、大切なデータを長く保管しておくのにぴったりです。
なぜ Cloud Logging が便利なのか?
問題解決のスピードアップ: システムに問題が発生した時、Cloud Loggingでログを詳しく調べることで、原因を素早く特定し、解決することができます。
セキュリティ強化: ログを分析することで、不正アクセスやシステムへの攻撃などを早期に発見することができます。
システムの最適化: システムのパフォーマンスを分析し、より効率的に運用することができます。
まとめ
- Cloud Loggingは、Google Cloudを利用する上で欠かせないツールです。ログを有効活用することで、システムの安定性向上や、より良いサービスの提供に繋がります。
もう少し専門的な言葉で説明すると:
Cloud Loggingは、Google Cloudのリソースから生成されるログを収集、保管、検索、分析するためのマネージドサービスです。ログエントリをフィルタリングし、特定のログを抽出することで、オペレーションチームは必要な情報に迅速にアクセスできます。また、Cloud Storageとの統合により、長期的なログ保存を実現し、監査や分析に役立てることができます。